2008-10-12 本 姫椿 ★★★★☆(4.2) #練習用 浅田次郎さんの作品をはじめて読みました。短編集です。日常の生活で普通にあるような、小さな寂しさ、孤独、不安、心配などが、ちょっとしたきっかけ(不思議なめぐり合わせや偶然の連鎖)で、その中にある小さな幸せに気が付く。状況的に不幸のどん底みたいな人はいなくて、幸福の絶頂になる人もいない。何日か前の「今日の名言」で「幸せを手にいれるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんだ。」というのがありましたが、本当にそのとおりです。