会場前には取材のカメラがたくさんいて物々しい雰囲気です。
金属探知機での身体チェックやカバンを開いての持ち物検査など、そんなに警戒しなきゃいけない状況なの！？とびっくりしました。
もっと来ているかと思いましたが、会場の半分くらい埋まっている感じです。
入ってすぐ感じたのが、壇上の役員、多いなぁ、ということ。
株主からの意見でも、役員の削減と意識改革で、社内風土の一新を訴えるものが多数ありました。
内部告発をした元従業員ともめているらしく、その方から涙ながらの訴えがあったのに、それを一笑してしまうような役員たちの態度や、社用車、グリーン車、ファーストクラスに対する質問には、お茶を濁したり、、、企業体質の改善なんてまだまだ遠いなと思いました。
あとは、原子力事業からの撤退の提案も複数ありましたが、日本のエネルギー供給を支えるという意義があり、頑張っていく事業と位置付けているそうです。
もう家電なんて話題にものぼらず、東芝のお店の方からの「売るものがない」という訴えもスルー。
潔く会社更生法の適用を申請し、一からやり直したほうが企業価値が高まるのでは、という意見もありましたが、どうしても上場は維持したらしく、8月から2部になるそうですが、上場廃止にならないことを最優先に、儲かっている部門を高く売れるうちに切り売りし、今後注力する部門は分社化し、、、未来の東芝はどうなっちゃうんだろうなぁと感じました。
もしかしたら、つぶれちゃうかもとも思いましたが、官邸のご意向で潰れないのかもしれません。
とにかく、長かった。株はこのまま塩漬けです。
