内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

面白かった本 ラベルのない缶詰をめぐる冒険

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ラベルのない缶詰をめぐる冒険 アレックス・シアラー
☆☆☆☆

図書館で借りた児童書です。大人にもおすすめ。
「ラベルのない缶詰」から出てきた「意外なもの」を廻って、「変わった趣味」を共有できる友達ができたり、なぜそれが入っていたのかという謎を解くためにちょっと危険な目にあったり、というストーリー。

お話自体も面白いと思いますが、現代の子供事情が窺われて面白かったです。
例えば、インターネットのチャットでのやりとり、ipotを持ってる!、外出するときは携帯電話必須、友達の家に行くのに親の送り迎え・・・
日本も海外も子供が育つ環境は窮屈だなぁと思いました。
まあ、今の子供にしてみたら、それがフツーなのかもしれませんが。

大人になって忘れてしまった、「子供の頃に感じた軽い孤独感」「変なマイルール」「子供の目から見た大人」など上手に書かれていて、アレックス・シアラーさんの他の本も読んでみたくなりました。