内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

映画 完全なる報復 ★★★★☆

バイオレンスシーン満載で好きなジャンルではなかったけど、残念ながら面白かった。見たくないシーンは目をつぶりやり過ごす。
ちおうさんに知力財力があれば、やりたいであろう復讐劇。

妻と娘を殺されたことに対する復讐の対象は、犯人のみにあらず、「有罪」にこだわり司法取引をした検察官やその法律そのものまで及ぶ。10年かけた綿密な計画で自分の中の正義=復讐を遂行する父。親しい友人・同僚と次々と亡くしながらも、過去の自分の判断と向き合う検察官。

後半の、話が大きくなりすぎた感が残念ですが、ラストは潔さ、すがすがしさを感じました。

司法の正義とはなにか。
「司法取引」という仕組みがない日本でも考えさせられます。

でも私は、もし私が不慮の死を遂げたとしても、ちおうさんには未来をみて歩いてほしい。過去が未来を縛らないように。