内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

映画 灼熱の魂 ★★★☆☆

ユーザーレビューの評価が高くて期待しすぎだったからかもしれないけど、私は★3つの3.5点。

見ていて気持ちの良い映画じゃない。イスラエルの事情をなんとなくしか知らない。
だからかもしれないけど、よく出来た映画だけど心を揺さぶられる感動という感じではなかった。
でも、まぁ、よく出来ているとは思った。

母は敬謙なカトリックにもかかわらず婚前交渉で身ごもる。その後子供は孤児院に。母は大学へ。
内戦が起き、孤児院はイスラム教徒に破壊され、子供はイスラムの戦士に、母はイスラムへの報復を使命とする工作員に。
母はイスラム教の要人を殺害し拘束、拷問(レイプ)の上、身ごもり双子を出産。
数年後、母は名を変えカナダで生活をしているが、偶然の出会いで、母は、拷問人が自分の子であり、そのとき身ごもった子供の父親であると知る。
そして、死。

真実の探求は双子に託され、母の生い立ちを調べるうちに自分の生い立ちを知ることに。残酷な事実だけが残る。

やはり中東の事情に疎く、宗教観も薄く、背景の文化がいまいち実感を伴って感じられない私には、よく出来た映画ではあるけど、そんなに良い?という映画でした。
映画のキャッチは「圧倒的な映像で描く至高のミステリー、魂が震える究極のエンターテイメント」・・・???
少なくとも人には勧めないと思います。