内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

映画 Jエドガー ★★☆☆☆

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微妙。★2つの2.5点。

FBIを生み育て創り上げた男のストーリー
FBI創設期と完成した組織としてのFBIが、当時の事件を背景に交互に展開し、折々にフーバーの心情や思想の変化を丁寧に織り交ぜながら、J・エドガーの人生を描いている作品だと思いました。

たぶんアメリカでは、「フーバー長官」という人物に対し一定のイメージがあるのだろうし、背景の事件ある程度は知っていて何らかの感情をもっているのだろうから、それとの対比という意味でも興味をそそる要素もあるんだろうと思う。

でも日本では(少なくとも私は)彼がどういう人なのかほとんど知らないので、ストーリーで語られた「過剰な愛国心」「権力欲」は、FBIを創った人なんだからあって当然だろうと思うし、ゲイだったことやマザコン、猜疑心も人間なんだからある程度は当たり前で特に驚くことでもない。

なのでこの映画が、「J・エドガー・フーバーその人」を描きたかったのなら成功。「J・エドガー・フーバーの人生を超えて別の伝えたい何か」があるのなら私には伝わらなかった。

あとは、ディカプリオは20代~晩年まで上手に演じていると思いました。