内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

本 銀翼のイカロス/リケイ文明同盟

銀翼のイカロスイメージ 1

半沢直樹さんがJALみたいな会社の再建計画に携わるなかで、悪意渦巻く行内勢力や政府や官僚に立ち向かう話です。

お話なのは分かっているのですが、毎度いじわるな人ばっかりで、嫌な気持ちになります。みんな仲良く仕事すればいいのにと思います。
せっかく同じ会社で働いているのに、敵を作って攻撃して、攻撃されないように身を固めて。それがますます敵を増やして。。。生きにくくないですか?半沢さん。

男性の出世欲とかプライドとかにお金が絡むと、みんなこんなになっちゃうのかな。だったら働くお父さんは大変だ。


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リケイ文明同盟

こちらは、逆に仲良く働く話です。
出版社で働く理系出身の主人公が、理系出版部署から文芸書の部署に異動して、文化の違いや文系脳で頑固な上司との意見の食い違いに悩みつつ、同僚や後輩と協力しながら、ミリオンセラーの出版を目指す。という内容です。

売れている本の要素を分析するところが出てくるのですが、この本もまさに売れている要素を盛り込んだストーリーだと思いました。
リケイ、仲間との友情、かわいい後輩との恋愛、昭和な価値観との対峙、自分の思いと仕事とのギャップ等々。
最後はよくわからない突然の急展開になって、なんだかんだいってもみんな幸せハッピーエンド。NHKのドラマになりそうな話でした。

登場人物だれにも共感できなくて、現実はこんなに甘くないよなぁと思いましたが、ゆるーい感じで進んでいくので良い気分転換になりました。