佐倉にある川村記念美術館の特別展、「レオナールフジタとモデルたち」に行ってきました。
藤田嗣治には5人の妻がいたそうで、妻たちをモデルにした絵や妻に送った手紙などを集めた企画展でした。
波乱万丈な生涯を送ったフジタでしたが、その傍らにはいつも支え合う女性がいたということがわかりました。
最初の結婚の際、お相手の家族に送った家族書や結納目録、単身渡ったフランスから妻に送った手紙など、普通の藤田嗣治展では見られない資料が興味深かったです。
日本に戻っていた時の自画像、浴衣でくつろいでいる雰囲気がフランスにいるときの自画像と違ってすごくいいと思いました。
鯵の開きや枝豆、里芋の煮物など、親近感がわきます。
今までTVなどで見たレオナールフジタの特集では知ることができなかった面がわかってとても興味深く、会期終了間際でしたが行って良かったです。
