忘れちゃいそうなので。
「一ミリの後悔もない、はずがない」 一木 けい
みんな、いろんな経験をして大人になっていくんだなって話。
中には切なかったり、理不尽だったり、大人の事情で振り回されたり、だからと言って不幸ではない。
過去も、今も。
「コーヒーが冷めないうちに」 川口 俊和
タイムマシンもので人の死が物語の根幹にあるというのは、
いかにも「泣かせます、泣いてください」的な気がして
世間の評判よりは微妙
「春待ち雑貨店ぷらんたん」 岡崎 琢磨
大きな悩みを少しずつ考えて乗り越えて来た主人公が営むハンドメイドアクセサリーショップ。
そこにくるお客さんたちのアクセサリーにまつわる悩み?というか困りごとの
話を聞いたり相談に乗ったりがほんわかまとまって、優しい気持ちになったかな。
共感したり、心が揺さぶられたりというよりは、単に読み物として〇
「きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン」 古内 一絵
シリーズ、1,2,3読みました。1話読み切りで、つながっていく構成
カフェのある町に住むいろんな人、
教師だったり主婦だったり、会社勤めの女性や漫画家志望の青年だったり、
が、ちょっと変わったカフェ、ちょっと変わった店主、そこで心を開くことで
明日も歩いて行けるようになる。
テレビドラマにでもなりそう。主役は私の中では大泉洋さん。
「みかづき」 森 絵都
千葉県習志野市に生まれ育った私には、引き込まれて仕方がない話。
その地名が出てくるだけで、周辺の状況や当時の雰囲気が思い出され
ストーリー以外のところでも楽しめた。
「羊と鋼の森」 宮下 奈都
ピアノの経験がなくても調律師になることができるのを知った。
あと、調律する音の好みが高くなってるとか、
だから、ドがシに聞こえたりするのか、と納得。
「昨夜のカレー、明日のパン」 木皿 泉
テツコと義父、大好きな人の死を受け入れて、心の中で溶かして自分にしていく、
その過程は人それぞれで、
大丈夫、自然に、だんだんと。
こう振り返ると結構読んだなぁと、図書館ありがとうです。