◆「ののはな通信」 三浦しおん
「のの」と「はな」の送りあう手紙。
高校生の時から始まって、大学生、そして40代、と途切れながらも続いていく。
初めは高校生らしいやり取り、大学生の時は少し無理して距離を保った手紙、大人になってからはそれぞれの人生経験を踏まえて心の繋がりを強く感じます。
三浦しおんさんの作品で、完全にハッピーエンドでなく読後感が良くないのは初めてかも。
友情、恋愛、LGBT、仕事、家族感、世界情勢と日本、いろんなことを考えさせられました。
なんか、もやもやです。