前英国王ジョージ6世の実話に基づいたストーリーだそう。
英国王の悩みは深い。表面的に悩んでいるのは吃音どもり言葉がうまく出てこないと言うこと。でもその治療を進めていくうちに、自らの幼少期のトラウマ、兄のだめっぷり、国を思う気持ち、自分が思っている自分と国民・周囲の期待のギャップ、他国との関係、王としてのプレッシャー・・・などなど、いろんなストレス要因が明らかに。
それを自らの努力と愛と友人の助けによって乗り越え、英国王として立ち振る舞い、決断をし、国民を動かすようになっていく一人の人間の成長ストーリー。
感想としては。
兄のだめっぷりには本当にびっくり。これも実話だとして、そのまま即位し続けたら、世界が変わっていたかもです。
ちょっと唐突に感じたのは、ライオネルの素性=医者ではない、とうことが明らかになるシーン。時間の関係でエピソード削られた???
あと、予告とか宣伝では治療の過程がおもしろおかしくピックアップされてたけど、全然そこがポイントの話じゃないでしょ。。。
でも、努力、愛、友情、勝利。。。ジャンプ的な様相を呈しつつもまずまずでした。最近見た中では一番かな。オスカー、納得です。
それにしても、今月は映画をいっぱい見ました。駄作も多かったですが、最後に心に残る作品を見ることができてよかったです。