内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

アンパンマン!やなせたかしさんの深いはなし

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やなせたかしさんがアンパンマンについて語る記事に感銘を受けました。

心に響く世界最弱のヒーロー アンパンマンの正義

アンパンマーチは深い
♪そうだ うれしいんだ/生きる よろこび/たとえ胸の傷がいたんでも
♪なんのために生まれて/なにをして生きるのか/こたえられないなんて/そんなのは いやだ!
♪何が君の幸せ/何をしてよろこぶ/わからないまま終わる/そんなのはいやだ

大学生というと「何をして生きていけば良いかわからない、人生の目標がわからない」と言っていた時代。生まれてきた以上、何をするか考えなければダメだ、という気持ち。自分はいったい何のために生まれたのか、自分の仕事は何なのか。

アンパンマンは、ひもじい人を助けるヒーロー。これまで世界中にいろいろなヒーローがいましたが、みんな悪いヤツをやっつけるん。例えばウルトラマンなら、怪獣を倒す。正義が勝つ。では、正義というのは、そういうものだろうか、怪獣には怪獣の正義があるんじゃないか。ぼくなんか、そう思うわけです。

 世界中にはひもじい子ども、飢えた人がたくさんいる。もし、正義の味方なのだったら、まずひもじい人を助けるほうが先じゃないか。それが、ヒーローとして正しいのではないか。

そして、自分の顔をちぎって渡すヒーロー。正義を行うときには、自分が傷つかずにはできない。自分はまったく傷つかないままで、正義を行うことは非常に難しい。

正しいことをする場合、必ず報いられるかというと、そんなことはなくて、逆に傷ついてしまうこともあるんです。傷つくかもしれないけれど、それでもやらなければいけないときがある。

アンパンマンは、顔を渡すたびにエネルギーが落ちていく。落ちていくけれども、それをせずにはいられない。自分が犠牲になることもあるけれど、困っている人を助けずにはいられない。そういうことなんです。

ヒーローというのは、そんなにすごいものじゃない。線路に飛び込んだ警官がいて、その人は、普段もすごく強くて勇敢かというと、おそらく、そうではなくて、ごく普通の人ですよ。火事になって、子どもがまだ家の中にいて火に包まれていたら、おかあさんはそこに飛び込んでいくんです。それは強いおかあさんかというと、そうじゃない。ごく普通の人。しかし、いざというときにはそういうヒーローみたいなことをやってしまう。

 アンパンマンも、だから普段はごくおとなしい人なんですよ。そうして、世界中のヒーローを見ても、こんなに弱いヒーローはいません。ちょっと雨に濡れるとダメっていうし、ちょっと顔が変形すると「ジャムおじさんに知らせて~」と泣きだしてしまう。しかし、いざというときは戦う。

 ぼくらと同じなんです。

 ぼくらも非常に弱い。強い人間じゃない。でも、なにかのときには、やっぱりやってしまう。ヒーローというのは、そういうものだと思います。普段から強く、偉ぶっているヤツというのは、逆になにかのときにはダメ、というのが多いものです。だから、アンパンマンは、世界最弱のヒーローなんです。

「一寸先は光」。

丁野 毎日を一生懸命生きる、ということが明日の光につながる、ということです。

そう。一瞬を一生懸命生きるということと、目の前にいる人を喜ばせる。毎日、それをやっていきます。それしかありませんね。きっと、これからも。



もう、いきなりアンパンマンファンです。
すごくいい。アンパンマン

そういえば、バイキンマンも悪者ではなく、みんなを困らせるいたずらっ子です。

やなせたかしさん、91歳だそうですが、これからももっともっと、困っている人を助ける○○マンを生み出して欲しいです。