今回のテーマは、「子ども理解と援助方法」~保育者のかかわり方を考えよう~です。
【かかわる際に大切なこと】
●受容 共感
子どもの意見を聞き、保育者の意見も伝える
●聞く 聴く 訊く
目と耳と心をもって聴く
子どもの意見・訴えを訊く
●認めて評価する
子どもの行動、活動、発言などに気を配り、保育者として感じたことを伝える。
あなたを見てますよ。ということ。
【気を付けること】
●して欲しいことをしないとき、基本的には待つ、見守るほうがいい。
目標をもって遊んでいる → 見守りつつ、続きができるようにしてあげると安心して中断できる
成長にかかわること → 適切な援助
乱暴なとき 不安そうなとき 具合が悪そうなとき → すぐに対応。
【生きる力】
●思いやり
自分の思いを聞いてもらって、友達の思いも聞く。
【グループワーク】
●2歳児 トイレトレーニング 声掛けしてもトイレに行くのを嫌がる子どもにどう対応するか。
・トイレに行きたがらない理由
遊びに夢中
トイレの環境が嫌?
保育者の出方を見てるかも
・対応
少し時間をおいて声をかけてみる。
お友達も行くって言ってるから一緒に行かない?と誘ってみる。
この遊びが終わったら行こうか。
普段からトイレに行けたら褒める。
●4歳児 おもちゃの取り合いからのケンカ
保育園のおもちゃはみんなで使うもの、順番、というのは理解しているが、できないときもある
まずそれぞれの子どもの言い分を聞く
・泣いてしまった子どもに対して
痛かったね、ケガしていないか聞く。もしかしたらウソ泣きかも
おもちゃを使いたかった気持ちに共感して、でも無理に取るのはいけないことを伝える。
少し待っていられるか聞く。
他の遊びを提案してみる。
・泣かせてしまった子どもに対して
楽しく遊んでいたのに取られそうになって嫌だったんだよね(共感)でも押すのはだめ。
みんなで使うものというルールの再確認
自分が遊びたいときに貸してくれなかったらどう思うか考えさせる
あとどのくらい遊びたいかその子の気持ちを聞く。
もう1回遊んだら貸してあげようかと提案。
→待つほうも待つ時間の見通しが立つので待っていられる。
こんな感じの内容でした。
グループワーク、苦手ですが、ほかの参加者の意見を聞くのは勉強になります。
こういうセミナーがあるのはありがたいです。、