今回の主役は、おんぼろレッカー車のメーター。
世界で活躍するマックイーンと地元でレッカー車としての役割をこなす親友メーターとの、友情、個性を認め合うことの大切さ、そして冒険、がテーマ。
そのありがちなテーマを押し付けがましくなく、わかりやすく楽しく魅せる練りこまれたストーリー展開、魅力あふれるキャラクターたち、全世界を楽しませる、日本、ヨーロッパ、故郷のアメリカを舞台とした設定(ここは商業主義的すぎるかもしれません)。
レースのスピード感、ヨーロッパの町並みの表現、日本の描写、どれも楽しめました。これは3Dで見ても良かったかも。
準主役と言って良いマックミサイル、素敵です。あんなスパイアクションを見せられたら惚れてしまいます。またぜひ登場させてほしいキャラクターです。
ただ、誰も何も失っていないので、心に沁みる感は薄めです。
夏休みに子供と見る映画としては最高ランクではないでしょうか。
残念だったのが、私の席に子供が座ってました。隣の父親とみられる方に？？？と聞いたところ。「子供小さいので、詰めてください」とあたりまえのように言われ、多少ムッとしました。
が、この映画を一人で見に行った私にも非があるので、まぁ許しましょう。
そして、マックイーンの実物大が展示してありました。
ただの車なんですが、なんかかっこよく見えてしまいました。
