自殺した「小林真」には、自殺するだけの理由があった。
だから、あのまま死んでしまうのもありだと思った。
でも、再挑戦する機会が与えられ、結果、前向きに生きてみようという気になり、家族も「小林真」の自殺があったことによって、繋がりを取り戻し、再び生きることになった。それも良かったと思う。
自分が女だからなのか、両親との関係性が希薄だからなのか、それとも年をとりすぎたのか・・・
男の子にとって、母親の浮気ってそんなに大変なことなの?という疑問。1Q84の天吾も母親の記憶に縛られてるし。
初めてのお友達、早乙女君のクラスでの位置。
同じようにいじめられてるのか、無視されてるのか、みんなと仲良いのか。
最近のいじめ事情について考えました。
本当にあんなふうにいじめられちゃうのか。大人の世界なら「傷害」です。なんでいじめちゃうんだろう。子供それぞれのストレス?かな、やっぱり。子供って世界が家と学校だけだから、つらいかな。学校から逃げたいけど、家にも逃げられないと、どうすることもできないね。
いじめらちゃう子って、やっぱりそれなりの理由があると思うんだよね。それは、その子が悪いっていうんじゃなく、ふつうと違う部分があるっていうか、、、
見かけ、話し方、考え方、発言、行動・・・
もちろん、みんな同じってありえなくて、一人一人違ってて良いんだけど、いじめられちゃう子って、なんか、ぬきんでて外れてるっていうか。もちろんその子はぜんぜん悪くなくて、だからいじめられちゃうっていうのは間違ってて、本来であれば外れてることを許容していかなきゃいけないんだけど、やっぱり子供は子供だからね。
と思うので、たとえば転校という形でその環境から逃げても、いじめられる素因は、両方の側にあるわけで、また同じになっちゃう。だから、「学校」「家」以外の「新しい場所」を、自分で見つけろっていうのは酷なので、大人が提示してあげられると良いんじゃないかな。それを親に期待できない子供もいっぱいいるだろうから、そういう情報を子供が目にする環境に、ネットでもCMでもいから、おいておく。そういうことできないのかな。
まあ、とにかくいろんなことを考えされられ、テーマがわかりやすく、答えもはっきりとしている、良い映画でした。★4つの4.0点です。