内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

映画 キツツキと雨 ★★★★☆

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林業を営む主人公が奇妙ないきさつで、イマドキの若者が映画を撮るのを手伝うことになってしまい、その中でぼんやりと父と息子・村の人たちとのつながりが紡がれていく。

特に大きな事件はないのだが、たんたんと進むストーリーの中にそれぞれの気持ちの変化がわざとらしいながらもみられ、普通の大人と普通の若者と普通の近隣住民がおりなすほんわかしたなんともいえないかんじがよかった。

Yahooのユーザーレビューに書いてあったけど、林業が主産業の小さな村の日常に映画の撮影という非日常が突然飛び込んできて、村がなんか盛り上がってきて、その盛り上がりが映画撮影にも伝染して、だんだん一体感が生まれるところとか。

役所宏治は演技上手すぎ、最初に撮ったシーンの上映会で自分が映ってるのみて、ちょっと二やっとするところとか。小栗旬もイマドキな感じがよくでてた。しゃべるのめんどくさそうで、聞かれたころに小さな声でこたえ、すぐすみませんっていう。。。

それにしても撮影してた映画が超くだらなくて、全然面白くなさそうなのに、撮るようも演じるほうも真剣で笑えた。

お風呂のシーン、杉の木のシーン、スナックのシーンはなんかよかった。