内緒でいろいろ作るんだ。

だだの日記です。忘れないように書いてます。

映画 50/50 ★★★★☆

ラジオ局勤務の27歳のアダムがガン宣告される。
事実を冷静に受け止め、淡々と闘病を始めるアダム。
恋人は闘病生活に耐えられず浮気、母は過干渉、闘病仲間の死、重いエピソードが続くが親友カイルのエロトークのおかげか悲壮感はあまりない。

自分の死を意識したときに、何を思うか、何をすればいいのか。

たぶん、普通の人は、余命宣告されたからといって、そんなに大それたことはしない。世界一周旅行に出かけたり、思い出の人に会いに行ったり、そんなことはしない。アダムのように淡々と今すべきことをこなしていくだけなんだろうと思う。

そんな中で、自分に与えられている人の優しさに気づき、死を恐れ、誰かと共感し、未来に向けて生きることの価値は自らが作っていくものだと、再認識する、そういう映画でした。