10:05~11:40 映画 紙兎ロぺ
と
11:35~13:45 わが母の記
を続けて鑑賞。その隙間、予告編上映時間の3分。
でも、全くジャンルの違う作品だったので思ったより大丈夫でした。
ロペくんは、くだらない、まったくくだらない。でも★4つ。
心に訴えるものとか、社会に向けて主張したいこととか、とにかくそういうものは何もなく、ゆるーくだるーくあきら先輩とロペ君の夏休み最後のいちにちがありえないだろという展開で進んでいくのに、本人たちが全く気づいていないという、いたってマイペースな日常のいちにち。
見終わった感想は、くだらない、だったのに、思い出すをどのシーンもくすっと笑えて、あとあとまでじんわりと面白く、絶対テレビで放送しないと思うし、レンタルになるかも怪しいので大正解でした。
二人でバスに乗って、いまから10番目の家おまえんち、いーち、にーい、さーん、、、、のとき、ちっちゃい子がいっしょにいーち、にーい、さーん、、、って数えてたのがおかしかった。
わが母の記は、秀逸な原作と、役者さんの技量に恵まれたことで成り立っている作品。映画のストーリーとしては、薄っぺらい感がぬぐえない。原作の良いシーンをつなぎ合わせただけという感じ。なので、その場面の背景にある葛藤や、心の動きなどは役者さん頼み。きりんさん、やくしょさん、あおいちゃんが上手なので、シーンの外にあるいろんなことがそのシーンにあふれ出て、なんとか映画として成立している感じ。★は3つです。